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ドラクロワ美術館 [Paris 美術館]

 ドラクロワ美術館は、画家ドラクロワが晩年に住んでいたアトリエ。
住宅街なので、入口のフランス国旗が目印になっている。
ドラクロワは58歳の時、サン・シュルピス教会(ダ・ヴィンチコードで有名になった)
の壁画制作を頼まれ、教会の近くのここにアトリエを持った。

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 美術館といっても、ドラクロワの絵はほとんどない。デッサンと小品が少しだけ。
お宅訪問という感じ。一部屋、一部屋はあまり大きくない。重厚な家具も小さめ。
居心地がよさそう。部屋からは中庭が見える。

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 ドラクロワが使っていたパレットも展示してあった。
ドラクロワと親交のあったショパンやジョルジュ・サンドもこの家によく来たそうで、
サンドを描いたデッサンが数枚あった。

 ドラクロワは迫力ある画風で、大きな絵も多い。
代表作は、100フラン札に使われていた「民衆を導く自由の女神」だろう。
これは、ルーヴル美術館にある。
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 ここから歩いて7~8分のところに、有名なケーキ屋さん「Piere Herme ピエール・エルメ」
があるので寄った。いつも行列の店。今回は並んでいると、新作のチョコレートが配られた。
レモン味のチョコ。レモン味がチョコに合う。 
買ったケーキは[右斜め下] 

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 私は、左のピンク。フランボワーズがマカロン生地にはさまれているのを食べた。
これは、「イスパファン」という名前で日本でも売っている。  
  Mr.E も、「これは、おいしい。昨日のよりおいしい」 と、満足顔だった。


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閉店したレストラン [閉店した店]

 1月のはじめ、久しぶりにイタリアンに行こうということになって、東京駅新丸ビルの
「イル・カランドリーノ」に行った。
 雑誌で、「イタリア・パドヴァの3つ星店の海外進出」というのを読んで、行って
みたいと思っていた。ミシュラン最年少の若いイタリア人シェフだそう。
 

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 インテリアはカジュアルなモダン。
水用のグラスは、黒と赤の模様入り。少しひねりのある形も楽しい。
ヴェネティアングラスだそう。
イタリアンだったので、私は、一杯目はカンパリオレンジ。
長方形のお皿は、アミューズ(つきだし)。

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オードブル3種

[右斜め下](左)白身魚料理   (右)牛ほほ肉のワイン煮
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 この2皿が、私にはちょっと残念の感じ。
白身魚の下のマッシュポテト、べたーーっとするほどゆるい。香辛料が?
牛肉の下は、栗のペースト、これも甘くてゆるい。

もっと納得いかなかったのは、グラスワイン。
いろんな種類が飲みたいと友達がいうので、グラスにしたら、下から2センチ。
こんな少ないのは、初めて。
じゃ他の人にと、他のサービスくんに他のワインを頼んでみても、やはり少ない。

サービスの女の子は、ヘアスタイルが前髪をななめにべたっと今の流行のボブ。
耳が全く見えない飲食業らしからぬ髪型。動作も素人っぽくのろい。
他のテーブル係の人は、きりっとまとめ髪で、てきぱきだったから、私たちの
テーブルはツキがなかったんでしょう。

で、ひとり10000円。(デザートおいしかったです)
あんまり悪口書いたら、まずいでしょ、と思って記事にしてなかったけど、閉店に
納得。イタリア人の味覚そのままは、日本には合わないのかもしれない。
あと、ワインの少なさ。私は、なみなみが好きで(笑)

        ☆WBC, 日本優勝、うれしいですね~☆


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アスパラガスの季節 [閉店した店]

 「ピカソとクレーの生きた時代展」を見終わって外へ出ると、もう6時過ぎだった。
”ヨーロッパで春を告げるのは白いアスパラガス”という話題が出たとき、M が
「白いアスパラ?缶詰しか食べたことないので、食べたいです」 と言ったので、
白いアスパラが食べられる店、自由が丘の「ル・シャポン(Le Chapon)」へ行った。

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 まだ春のはじめなので、アスパラは細いけれど、香りがあって、食べると
甘味を感じる。ソースが2種類。マヨネーズとドレッシング。

 他のお料理は、前菜+メイン+デザート&コーヒー(3980円)のコースを頼んだ。
1、前菜: えぞ鹿のテリーヌ、レモンマーマレード添え、アンディーブ(紫色の野菜)
2、メイン: 魚(カサゴ)=Chapon=お店の名前 のソテー
3、デザート: プリン、イチゴのフラン、マンゴーアイスクリーム、

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 紫色の野菜は、ピエ・ド・アンディーブ。サラダ用。濃い紫色に白の葉脈。
ピエ(足=茎)の部分まで全部食べられる。しっかりした味のテリーヌに合う。

 カサゴは白身の魚。甘味があって、皮はパリパリでおいしい。
茶色のソースはバルサミコ。つけあわせはパスタ。

 Mがあまり飲めないので、グラスワインを頼む。安い。630円!
ちゃんとなみなみ。



 これは、この間、家で飲んだワイン。
アルザスで有名なビオの生産者マルクテンペのZellenberg、pinot blanc。
dukeさんの記事にあったのは、リースリング。

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 先日、高校の同級生、J子、Aといっしょにご飯を食べていたとき、J子が
「村上春樹のエルサレムでのスピーチ読んだ?」 Aが、「あ、あれね」と、
二人が話はじめる。私が読んでないのを察して「今、持ってるから、読む?」
英語版だったので、ささっとは読めず、内容を教えてもらいながら目を通した。
明日、J子とA にまた会うので、今、ちゃんと読んでみた。

Always on the side of the egg
「高くて固い壁と、それにぶつかると壊れるたくさんの卵があるとしたら、私はいつも卵の側
に立ちたい。壁が正しくて、卵が正しくなくても卵の側に立ちたい。壁の側に立って書く作家の
作品に価値があるでしょうか。ここでの壁と卵は比喩だから、壁が爆弾や戦車を表し、卵が
非武装市民を表すともいえるけれど、もっと深い意味もある。壁がシステムで卵が私たち人間。
私たちはシステムという壁と向き合ったとき勝ちめがなさそうな壊れやすい卵だけど、
私たちの魂はかけがえのないものであり、魂のふれあいで得られる温かさを信じることで、
システムに勝つ希望がもてます。システムに搾取されるのを許してはいけません。システムに
生命を持たせてはいけません。システムが私たちを作ったのでなく、私たちが作ったシステム
なのですから。

これは要旨。これ以外の箇所の方が具体的でわかりやすくおもしろかった。
村上春樹も前は読んだけど、今はなんの本も読んでない私。反省。


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ピカソとクレーの生きた時代展 [展覧会(洋画)]

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  東京・渋谷のBunkamuraミュージアムへ「ピカソとクレーの生きた時代展」を
見に行った。チケットがあるのに22日(日)で終わってしまうと、気にしていたら、
オペラ友達Mが、「前に六本木でモネ展、見たじゃないですか。私、あれ以来、
展覧会に行ってないんで、何かいいのありますか?」  いいタイミング。
クレー展のちらし見せたら、「あ、かわいい。行きたいです。行きましょ」

 この展覧会はドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館が改装のため
貸してくれた作品展。20世紀の作品をたくさん持っている美術館なのだそう。
だから、タイトルが「ピカソとクレー展」ではなく、「ピカソとクレーが生きた時代展」。
幅広く20世紀のいろいろな作家の作品を見ることができる。


  第1室は、「表現主義的傾向」 色彩豊かなドイツ表現主義の時代。
第1次世界大戦の影響が強くあらわれている作品群。

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 [右斜め上] (左)ジョージ・グロス「恋わずらい」 1916年
グロな風刺絵が多いグロス。
年代は第1次世界大戦中。カフェにひとりすわる男。杖は戦争で足が不自由に
なったからだろうか? 胸のハートマークが痛い。

 マックス・ベックマンの「夜」は、正視に堪えない。グロテスクと不気味さが同居。
大戦時、ナチに美術教師の職を追われ、「退廃芸術」の烙印を押され、オランダや
フランス経由でアメリカに亡命。このような辛い経験から来る人間風刺なのだろう。

 ドイツ表現派の中心的存在だったアウグスト・マッケの「ブリブール大聖堂、スイス」
私の知っているマッケ作品は派手な色彩だけど、これはカイユボットの「雨の日」を
思いおこさせる洗練された絵。でも、これを描いた年、彼は志願して出兵、戦死した。
27歳だった。

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 [右斜め上] フランツ・マルク 「3匹の猫」 1913年 豊かな色彩。
白黒の猫が伸びをしている姿勢は、シャガールふう。中央にいるのは赤い猫。
動物を描くのが得意だったマルクが描いた青い馬は、「青い馬などいるはずない」と、
ヒットラーから、退廃芸術と名指しされたという逸話が残っている。
マルクも戦死。36歳だった。

 シャガールが2点あった。「祝祭日」(1914年)という絵は、ユダヤ教のラビが
レモンを持っている絵。なんと頭にミニチュアのラビがのっている!
赤や青が多いシャガールだが、これは白と黒、グレー、ベージュで無彩色。

 第2室は「キュビズム的傾向」
ブラック、ファン・グリスの作品は、この間、ポンピドーで見たものに似ていた。
 [右斜め下] ピカソ「鏡の前の女」 は、案内パンフやちらしに使われていた作品。
  大きい絵で、単純、明快。鏡に女の人が映っていないのが疑問だが、ま、ピカソだから。

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  第3室 「シュルレアリスム的傾向」
Mは、ルネ・マグリットの絵を見るのは初めてで、「おもしろいですね~、気に入っちゃい
ましたよ~」と、笑っていた。
ミロが2点、イヴ・タンギーも2点あった。
 イタリアのアルロ・カッラの「西から来た少女」 テニスコートに立つ頭が電球の少女。
そういえば、20世紀のイタリア人の作品は見たことがなかったと気づく。[ひらめき]

 第4室 「クレー」
クレーは小さな作品が多い。
茶系の色の取り合わせが、独特で温かみがある。
 (左) 「赤いチョッキ」1938年  (右) 「宝物」1937年
 2つとも麻布に描いた絵。

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私は、ちらしに使われている絵「リズミカルな森のらくだ」が一番好きだった。

 ☆この展覧会に関して、てんとうむしさんがくわしく記事をかいていらっしゃいます


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パリ、友達の家でのごはん [シャンパン&ワイン]

 親友Eの家のディナーは、おいしくて量が多い。
大きなレストランを2軒も経営していたフランス人のご主人は、今は引退生活。
普段、料理をしないそうだが、私が行った時は、買出しに行って、作ってくれる。

 いつもパリCDG空港着17:20のエールフランス便で行く。
これだと、いっしょに夜ごはんを食べるところから始められるから。
Eの家は、パリ市内なので、空港からタクシーで1時間ちょっと。
最近は、日本の携帯がそのまま使えるから、道が混んでいても、「渋滞なの。
先、食べてて」、と連絡できて便利。

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  いつもまず、キール・ロワイヤル(シャンパン+カシス)で乾杯。
「シャクトリー(ハム・ソーセージの総称)用意しといたわよ」
手前左から、ジャンボン・ド・パリ、パテ・ド・カンパーニュ、ソーシソン(サラミ)、
リエット。 上の段のハムはバイヨンヌ。

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「今晩は軽くね、ホタテにしといたわ」
といっても、この量。じゃがいもだけで4個もある(笑)

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「これ、クリスマスって、もらったぶん。あなた、チョコ好きだから、とっといたの。
この店は、昔からあるクラシックなタイプのチョコレート屋さんなのよ。」
(そういえば、昨年はピエール・マルコリーニのをもらってた)
2段ある!

以上1日目
翌朝:
朝は、いつも私が、Eのおさいふを持って近所のパン屋さんへ行く。
人気の店で行列をしているので、時間をとらないよう、並びながらケース内を
見て何を買うか考えておく。
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 パンは、日本のよりずっと大きい。
左から逆時計周りに、クロワッサン、パンオーレザン(干しぶどう)、
ションソンオーポンム(アップルパイ)、クレープ。2人だから4つ。

 この日は12月25日。
「きょう、何する?クリスマスだから、美術館もデパートもなんにもあいてないわよ。」
「じゃぁー、、散歩?公園?」「そうね、寒いけど、健康にもいいから、歩こう」
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 Cros公園に花が咲き乱れているきれいな絵を持っているので、
新しくできたパリ名物:環境にやさしい路面電車に乗って、行った。

こっち側からエッフェル塔を見るのは初めて。写真を撮る。
案の上、Cros公園は、冬枯れ。デビュッフェの大きなオブジェが
あっただけ。誰もいない。30分は歩いたけど、すれ違った人2名。
「クリスマスで皆疲れて寝てるのよ」

 家で昼食。
ソーセージとアルザスワイン(リースリング)。
ソーセージには必ず、ピクルスがついてくる。

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 夜ごはんは、
「ベロン」という円い殻の牡蠣。クリスマスの日のとは違う種類。
ワインは牡蠣なので、シャブリ(Chablis)。

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メインは、子羊のローティ(オーブン焼き)
つけあわせは、じゃがいもとシャンピニオン(きのこ)。
ワインはボルドーの赤。
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サラダはパンプルムース(グレープフルーツ)、胡桃、サラダ菜、トマト。
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ギメ美術館の日本の工芸品 [Paris 美術館]

  パリのギメ美術館の日本のコーナー。
これは何でしょう?
刀の鍔(つば)コレクション。展示方法のセンスが光る。

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  浮世絵展は、見物人がいなかったけれど、ここには7~8人。
甲冑(春田派)。江戸時代 17世紀
面と胴着の部分だけのシンプルな展示がおもしろい。

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 お茶道具。
赤楽茶碗 本阿弥光悦(1558~1637)作。
光悦の赤楽茶碗「峯雲」を琳派展で見たことを思い出す。
これは、「峯雲」より安定した形で、模様もすっきりと。
「峯雲」は、あの危ういまでの形と、はっきりした雲のもよう。
それゆえ傑作で魅力的だった、とここの茶碗を見て気づいた。

向こうにある花器は備前。

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 「かきつばた角皿」 尾形乾山  
これも昨年秋の琳派展でおなじみ。琳派展には3回行った私。

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同じく、乾山の「あじさい角皿」 「百合角皿」 

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 色絵重箱「龍田川」 18世紀

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 「4枚組皿 菊、松、組葉」

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  「色絵美人変形皿」 伊万里 17世紀末~18世紀

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  皿 「魚と滝」 有田・伊万里 18世紀末
真ん中右寄りの図柄が、鯉の滝登りだろうか? 丁寧な絵付け。色が美しい。

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 [魚座]「北野天神縁起絵巻」 菅原道真の生涯。1538年、とても保存がよく字が
はっきり読めるし、細い筆の絵も鮮明。500年近くたっているとは思えなかった。
 以前に、出光美術館で見たものとは、どこが違うのだろう?
絵巻は長いので、どの部分を出してあるかでも違う。写真を撮るのも難しい。

 能面も数点、壁にかけて展示してあった。


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