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南青山(表参道)のカフェ2軒 [閉店した店]

表参道は、渋谷や新宿より大人が集まる場所なので、お洒落で落ち着いた店が多い。
道が広いので、見通しが良く開放感がある。

(1)カカオサンパカ  2015年11月閉店

Angie17さんのブログで紹介された「カカオサンパカ・カフェ」に行ってみた。
カカオサンパカは、スペイン王室御用達の高級チョコレート屋さん。
丸の内ブリックスクエアに本店があるが、南青山に支店ができ、カフェを併設してる。

カヴァ(スペインの泡)を飲みながら、スペインの小皿料理を食べましょ、と、
スペインにいっしょに行った友達を誘った。

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しらすのアヒージョ(左)と、イベリコ豚のリエット、パン付き。
「おいしい!」と食べ始めたけど、ボトルでとったカヴァがぬるすぎで、きりっとしない。
「氷をください」「はっ?」「カヴァが温かいので、グラスに氷を入れて飲みたいので」
奥から少し年長の女性が出て来て、ボトルをさわるなり、「すみません。冷えたのと
お取り替えします」 と、新しいボトルをワインクーラーに入れて持ってきてくれた。

さて、一件落着で、飲み始め、ゆったりとして、料理写真はなし。
カカオサンパカのチョコは、スパイシーで苦みある大人の味のものが多い。
だから、お料理を引き立てる役もする。タコのマリネには、ピンクペッパーと細かい
チョコがふってあり、色もきれいだった。

ピンチョスという一口サイズの料理。ひとつからオーダーできるので便利だが、ひとり2個
ずつで4個とった。スモークドサーモンとクリームチーズ。下はじゃがいものはいったスペイン風
オムレツだったかな?記憶があやしい。。(いつものことだけど)

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この店で、評判のチョコレートソフトクリームを締めに。
なるほどね、評判になるのもわかるわ、濃厚でおいしい。

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(2)ヨックモックのカフェ 改装のため8月まで移転、カフェはなし

土曜日、仕事だった日の4時半に友達と待ち合わせ。受け取る何かがあったのだと
思う。ふつうにケーキでお茶。
ここのカフェは、土日は混んでいて、待たなければならないので、友達が先に行って
席をとってくれていた。混むには理由がある。場所が便利で、こじゃれていて、ケーキが
おいしく、値段が高くない。

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お茶をしているうちに辺りが夕方、うす暗くなってきた。
混んでいた店内も空きはじめる。
ウィンドから見えるテラスに灯りがつき、屋台が出てシャンパンのボトルが並んだ。
「見て来るわ」と友達がテラスに行き、こんなお盆を持って帰ってきた。
「6時からカフェタイムになるんだって。まだ早いけどいいって言うから買ってきたわ」
ドライなおつまみも夕方にはぴったりだった。

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アピシウス [レストラン(フレンチ系)]

とっても久しぶりに、フレンチの名店「アピシウス」に行った。
久しぶりなのに、変わらない雰囲気は、うれしく、懐かしさすら感じた。
フランスの雰囲気の落ち着いたインテリア。壁にかかった絵と大きな花瓶の花が
豪華さを演出している。
20年くらい前、フレンチの名店は、アピシウス、資生堂のロオジェ、シェ・イノと
言われていたことを思い出す。

予約の電話で「ジャケット着用」と確認される店なのだが、ランチのせいか、
来ている人の服装が良いかといえば、それほどでも。。最近はカジュアルが主流
だから。

「写真を撮ってもいいですか?」ときくと、「シャッター音が他のお客様の迷惑に
ならないように」とのことだったので、謹んでお料理の写真は3枚だけ。

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ランチコースは、5250円と8400円。高くない。
8400円のには、あまり好きでないフォワグラと蝦夷鹿、雲丹があったので、
5250円にして、厚岸産の牡蠣1個840円を2つ頼んだ。太っていてふっくらと、
ミルク味濃厚の美味しい牡蠣だった。

スープにも牡蠣がはいっていた。横に白魚のフリッターと生野菜が添えられていた。

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肉か魚のチョイスは、魚にした。白身魚(黒鯛)のポワレと魚介のクレープ。
百合根が添えられていた。のっている手長海老がおいしかった。
ビストロ料理とは一線を画している、
シャンパンメニューに好きな「ビルカール・サルモン」があったのでボトルでとった。

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それから、グラスで赤1、白1。
デザートは、ワゴンサーヴィスのケーキ。1個が結構大きい。でも、食べたかったし、
「いくつでもいいですよ」なので、3個頼んだ。
テーブルの上の緑の葉は、ハーブティー。コーヒーの他にハーブティが来る。
緑は食べるより、眺めている方が好きだから、こういうサーヴィスは嬉しい。

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これで、おなかがいっぱいになったのだが、友達がゆっくり食後酒を飲みたい
というので、ウェイティングルームにもなっているバーに移動した。すわって見ると、
正面にゴヤの版画、横にワイエスの大きな絵。通ってきた廊下にはシャガールが
かかっていた。
ソムリエ氏がバーカウンターから出て来て、いろいろと説明してくれた。
この店は今年で30年。先代が日本で本格的フレンチレストランを作りたいと、
アピシウスを始めたのだそう。美術品も先代のコレクション。

おすすめ食後酒はポートワイン。ブランデーの香り。飲んでもワインというより
ブランデーに近かった。
美味しくて、サーヴィスも行き届き、楽しい3時間のランチだった。

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シャヴァンヌ展 [展覧会(洋画)]

 1月の初め、東急bunkamuraミュージアムで「シャヴァンヌ展」を見た。
大好きな画家、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌPuvis de Chavannes(1824-1898)の
日本初の展覧会なので、ずっと心待ちにしていた。
シャヴァンヌは壁画家として名声が高いので、オルセーで見たシャヴァンヌ・ブース
のように絵を並べる構成とは違い、ゆったりとした空間で壁画を見せる展覧会だった。
予想と違ったので、少し戸惑ったが、「水辺のアルカディア」というタイトルがついて
いるように、今回の展覧会は、この絵が中心だった。

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「諸芸術とミューズたちの集う聖なる森」(1884~89)
シャヴァンヌは壁画を制作した後、その縮小作品を作る主義だった。これもリヨン美術館の
壁画の縮小版である。中央にいるのが絵画のミューズで、子供から花を受け取っている。
古代ギリシアの理想郷アルカディアをイメージした世界で、水辺があり、月桂樹、松、樫の
聖なる森の中央にギリシア的建築、空には竪琴を持ったミューズが舞う。
白が目に染みるパステル調の色彩の美しい絵。

シャヴァンヌは、1824年、フランスのリヨンの裕福な家に生まれた。16歳で母を、19歳で
父を亡くす。22歳でイタリア旅行をし、画家になる決心をする。アリ・シェフェールに入門を
願い出るが、叶わず、弟アンリに6か月間学ぶ。   
アリ・シェフェールの「聖アウグスティヌスと聖モニカ」(下、右の絵)は横浜美術館「フランス絵画の19世紀」展で見て、
シャヴァンヌ風の静謐さが印象に残った絵。実際、シャヴァンヌはこの絵に影響を受けた絵を描いている。

24歳、再び、イタリアへ旅したシャヴァンヌは、ピエロ・デラ・フランチェスカの壁画に感銘
を受けた。その頃の絵が(下左)「アレゴリー」 署名と共にローマ1848年と記されている。

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「アレゴリー」で、左側の人物は、手に建築図面を持ち貴族風の衣服。
建築家ブルネレスキと推測されている、中央は聖フランチェスコ、右はダンテ。
このように異なる時代に生きた人物を1枚の絵に一緒に描くことは、19世紀に
流行ったそうだ。


29歳の時、兄が郊外に建てた家の食堂に壁画装飾を描く。1年がかりで9点の
大きな絵を描いた。
37歳、サロンに出品した絵が歴史画として2席になり、国家が買い上げてくれた。
この頃から、絵が売れるようになった。
「休息」1863年

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この絵の2年前に描かれた同じタイトル「休息」を島根県立美術館が買ったことから、
今回、この展覧会が開催されることになったそうだ。
島根のものと比較して見ると、どのように絵が完成されていったのかを見ることが
できて面白い。ここに登場する人物のデッサン画も、展示され、興味深かった。

大原美術館所蔵の「幻想」1866年。
この絵は、横浜美術館の「フランス絵画の19世紀」展にも出品されていた。
かなり大きな絵で、青と白が美しいから記憶に残る。個人宅のサロンを飾る4点の
絵のうちのひとつで、シャヴァンヌ自身も気に入っていた作品だそう。

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このブルーがピンクに置き換わったサイズの小さい「幻想」(47.5×31.5㎝)1886年
も展示されていた。この見比べも面白い。

46歳の時、普仏戦争が勃発し、シャヴァンヌも従軍する。
包囲されたパリの街で、「気球」と「伝書鳩」(1870年)を制作した。
祖国フランスへの音信を気球にのせ、鳩に託しているのである。パリを救いたい
気持ちがこめられている絵。敵である鷹(プロイセン)から逃れ、フランスの他の町
と通信をするために伝書鳩が使われていた。「気球」の女性は、手に剣を持つ。
この絵の完成版がオルセー美術館にある。鳩の絵の背景は雪景色のパリである。

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戦争終了後、パリの守護聖人ジュヌヴィエーヌのために建てられた聖堂(現パンテオン)
の壁画をシャヴァンヌは依頼され、これの成功で、レジオン・ド・ヌール勲章を叙勲された。

「聖ジュヌヴィエーヌの幼少期」(1875年)
中央にいる少女がジュヌヴィエーヌ。司祭ゲルマヌスが巡礼中に少女に出会い、少女が
特別な才能を持っていることに気が付く場面。周囲の者たちもみな頭を下げ、祈りをささげて
いる。

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「海辺の乙女たち」(1879年) オルセー美術館所蔵

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3人3様、何かを考えているかのようなポーズだが優雅さがある。ギリシア彫刻に
通じる静けさがあり、中央の女性はヴィーナスで、濡れた髪を絞っている。
謎を秘めた魅惑的な絵で、私はとても好きだ。


展覧会場の後半は、リヨン美術館の壁画を写真とパネルで再現していた。
ぐるりとシャヴァンヌの壁画に囲まれる幸せ、リヨンに行きたいなと思いながら、会場を出た。

*シャヴァンヌに関しては、だいぶ以前になりますが、yk2さんが、ピカソとの比較、
ドガとの比較で、絵が多い詳しい記事を書いてらっしゃいます。


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エノテカ ノリーオ [レストラン(イタリアン系)]

昨年末のこと、友達が「東京駅のステーションホテルにあるイタリアン、行ったことある?」
「うん」「どうだった?」「いいと思うわ」
「ランチがお得ってきいたけど、つきあってくれる?」
前菜+パスタ+肉または魚+ドルチェ+カフェで3800円(土日・祝日)
夜だと、肉+魚、つまり一品多くて5500円。
夜のほうが、お料理の選択肢が多いから、夜のほうがいいと思った。
それに、ワインは昼でも夜でも同じ値段。

真ん中の席だったので、何となく写真が撮り辛く、前菜、パスタの写真はなし。
でも、ワインを飲んで、メイン料理になったら、強気になったので、「写真、
撮ってもいいですか?」「はい、どうぞ」
チキンのトマト煮

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友達の白身魚料理。焦げ焦げですが。。
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パスタは、鶏ひき肉とごぼうのラグーソースにしたが、とても美味しかった。
前回記事の南イタリア料理に比べると、穏やかな味で、さっぱりめ。

デザートは、アップルタルトを選んだ。

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エノテカはワインを主体にしたイタリアンレストランの意味で、経営者の
名前がノリオさん、ノリオレストランということですね。

イタリアの大家族ふうに12人で食事をしている人たちがいたり、女友達どうし、
男友達どうし、カウンターのバーでひとり軽く飲んでいる人も、と、さまざまな
人たちが気取らずに食べている感じの店だった。


これより前、11月の夜に行った時の味をちゃんと覚えていないのは、
その日、駅の階段でころび足首を打撲。痛かったけど、予約してたし、食べたかった
から行った。「足、けがしてるんで」と友達がお店の人に言うと、「氷をお持ちしましょうか」。
もらった氷嚢をテーブルの下で足にのせ冷やしながら、メニューを見て、「まず泡はボトル、
次、赤ワインは、怪我してるからグラスで、どれにする?」 考える時間も楽しい。[バー]
足をひきづりながら歩いて、疲れたので、泡(フランチャコルタ カ・デル・ボスコ)が、
爽やかでおいしく、軽めの料理にもよく合った。
食べて飲んで、足の痛いのも忘れていたけれど、帰る時、立ち上がると、もう、歩行困難
だったので、タクシーで帰った。
タクシーの中から、外科医(友達)に電話をしたら、「今、ゴルフの帰りで高速、渋滞中。
湿布貼って冷やして、足を心臓より高く上げて寝て、明日、来て。それしかないから」。

翌朝、ベッドから降りようとしたら、大丈夫だった方の足がしびれて立てない!
すぐ職場に「休みます」と、電話。
病院でレントゲンを撮り終わった頃、しびれもなおり、足首の腫れもひき、翌日、普通に
出勤した。だから、今でも職場で、「あの時は、入院かと思って、いない間の仕事を
どうしようかと言ってたんだから」と、からかわれている。 痛い経験だったのに。[パンチ]
  ほんとはね、そんな時、ワイン飲んだから腫れがひどくなったの。


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