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MASA'S KITCHEN [レストラン(中華・タイ)]

 「恵比寿にある『MASA'S KITCHEN』マサズキッチン、若いシェフで
現代的な中華料理、おいしいってTVで何回も紹介してるから行ってみない?
ミシュランもとってるしー」 「行きましょう!」
前日に電話予約。「はいれますか?」「2名様なら大丈夫です」
行ってみたら平日の夜なのに、満席だった。

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青島ビールから始めた。突出しの「XO醤風味のほぐし貝柱」がなかなか美味。
紹興酒を頼み、アラカルトでオーダーした。
よだれ鶏(上の写真)、海老と海鮮の春巻き、貝柱と青菜の炒め、海老と黄ニラの炒め、
麻婆豆腐、酢豚、小龍包。一人分づつ分けて出してくれる。一皿が多くないから、
お酒を飲みながらには、ぴったり。

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私は紹興酒にそれほど強くないので、写真はこれで途絶え。。
麻婆豆腐がコクがあって美味しかった。豚ひきではなく、牛バラ肉を細かく
切ったものを使っている。(写真なし)
隣のテーブルは6人でコース料理。全員がフカヒレ姿煮を食べている様子は
圧巻。豪華!姿煮は得意じゃないけど、華やかでいいなぁと思った。

お店の名前にキッチンとついているのは、オープンキッチンで作っている所が
見えるようになっているから、とわかった。遠くの席からも白いコック帽に調理服
の人たちがきびきび働いているのが見えた。親しみがもてる木を使ったインテリア
は、モダンな感じで、お料理同様、従来の中華料理店とは違うと主張している
ようだった。
また行きたいと思う。


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ゲティ美術館(2) [外国の美術館、博物館]

ゲティ美術館で見た絵の続きです。

ゲティ美術館は、資金が潤沢なので、13世紀末から19世紀までのヨーロッパ絵画
の超一流のものを金に糸目をつけず、毎年、オークションで購入している。

ラファエロ(または弟子)の「赤い服を着た若い男の肖像」 1505年
この絵は、西洋美術館の「ラファエロ展」に来ていた。
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巨匠レンブラントの「エウロペの誘拐」1632年
ギリシア神話。エウロペに一目惚れしたゼウスは、エウロペが遊んでる海岸に
美しい雄牛の姿になって現れ、雄牛にまたがったエウロペを乗せ、海の中を走り
クレタ島に行き結婚した。

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同じくレンブラントの「笑う自画像」1628年。
レンブラントの初期の注目すべき作品。銅版に描いていてI-Padくらいの小ささ。

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レンブラントは5点、ルーベンスもあった。

神々しく輝く厳粛な絵。
近づいて見たら、グイド・レーニの「棘の冠のキリスト」1636年
グイド・レーニはカポディモンテ美術館展で見た「アタランテとヒッポメネス」が
良かったので名前を覚えた画家。

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ヴェニスの絵を見ると、「カナレット」と思うが、これもそうだった。
カナレット「ヴェニスの大運河 from Flangini to Campo San Marcuola」1738年
すぐそばに、ほぼ同じ大きさのフランチェスコ・グァルディの「ヴェニスの大運河」が
架けられていたのが、競作のようで面白いと思った。

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小さい絵だが、こちらを向くバラ色の頬の少女が気になって足をとめたのが、
オランダの風俗画に影響を受けたフランスのグルーズの「洗濯女」1761年
劇の一場面のようだが、250年前の絵。

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一昨年、三菱一号館で「シャルダン展」があったので、おなじみになったシャルダン。
台所を題材とした絵は、「テーブルの上の魚、野菜、グジュエールチーズ、ポット、
薬味入れ」1769年。
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ここからは19世紀の絵

スペインのゴヤ「サンティアゴ公爵夫人の肖像」 1804年
左手に閉じた扇を持ち、スペインの民族衣装マハを着た公爵夫人はかなり奔放な人で、
このとき40歳。43歳で亡くなった。遠景の景色の筆使いは、さくっと速い。

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ドイツ、ロマン派の代表、フリードリッヒ「夕闇の中の散歩」 1803年
フリードリッヒの描く風景画は、この絵のように暗く神秘的かつ内省的。
険しい雪山、谷、風に揺れる木々を描くことが多い。人がいる場合はひとりだけ。
人はシルエットで顔が見える絵はない。崇高な感じすらして私は好きだ。

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イギリスの風景画家ターナーの「モダン・ローマ、カンポ・ヴァチーノ」 1839年
カンポ・ヴァチーノは牛の放牧場だが、古代ローマのコロッセウム、凱旋門、大浴場がある。
陽が沈み、月がでてきた時刻、ヴェールに包まれたような靄った景色だが、月明かりがまばゆい。
手前に牛や人々が描かれている。
描かれてから初めて市場に出、ターナー作品最高値の40億円でゲティが入手した。

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フランスの風景画家コローの「湖に舟人がいる風景」1839年
フランスのサロンに出展し好評を博した絵。「コローは厳粛で思索的な人だが、
自然を見つめる態度に人柄が表れている。線と黄昏の光のハーモニーがすばらしい」
と評された。

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色づかいの鮮やかさと、きりっとした風格のある絵で目に飛び込んできたのは、
フランス・新古典主義のダビッドの「テレマコスとEucharisの別れ」 1818年。
ホーマーの小説「オデュッセイア」の登場人物を描いた絵。
オデュッセイウスの息子テレマコスはニンフのEucharisと恋人どうしになるが、
彼女を残し、父を捜しに旅だたなければならない。その別れの場面。

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ドラクロワ「浅瀬を渡るモロッコの騎手」1850年
馬の速い動きをみごとに描いた絵。
ドラクロワは当時の画家たちのようにイタリアに行かず、北アフリカに旅した。
灼熱の太陽と強烈な色彩に惹かれ、モロッコやアルジェリアを題材にした絵も多い。

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愛らしさに見入ってしまう明るい画面は、ブークローの「エロスの誘惑に抗する娘」
1880年。キューピッドは恋の矢を娘の心に向かって投げようとし、娘は、困っている
ふうではなく。。。清々しさのある絵。

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ゲティの庭には、いくつも彫刻が置かれている。
手前はマグリットのの「?」、
下の写真は、ヘンリームーアの「座る女」、向こうに見える建物もゲティセンター。

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ジェコメッティ、ジャコモ・マンズーなど一目でわかるものの他に現代彫刻もあった。
広大な空間、山に囲まれた青空の下に彫刻たちはとても自然に配置され、景色の
一部のようになっていた。


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ゲティ美術館 [外国の美術館、博物館]

 私がゲッティ美術館のことを知ったのは、もう15年くらい前のこと。日経新聞のコラム
記事でだった。「アメリカの石油王ポール・ゲティが山を切り開いて美術館をつくった、
そのスケールの大きさは日本では計り知れないものであり、所蔵作品もすばらしい」

それから数年後、N嬢が、「ゲティ、行ってきたわ。山の上だからケーブルカーに乗って
行くのよ。さすがアメリカね、すごく広いの」

↓ これがケーブルカー。無料。入場料も無料と太っ腹。

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ケーブルカーを降りると、正面に白いモダンな建物がある。
マイヨールの浮かんでいるような女性の彫刻が配置され、奥には白い少年の彫像。

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ここが入口。ジェームズ・アンソールの展覧会をやっていたので、看板が出ている。
SCANDALOUS ART 大げさなタイトルは、骸骨の絵が多いアンソールだからかな。

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友達が、「西洋絵画」ガイドツアーに参加しようと言うので加わった。
代表的な絵画の前で説明をしてくれるから、おすすめの絵がわかる。
一番の名画は、ゴッホの「アイリス」。大変高価な値段(72億円以上)で買ったそうだ。
赤い土の地面から1本1本の花が音楽のように咲き乱れるパワフルな絵。
葉は剣のようである。色の対比も美しい。

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ミレーの「鍬を持つ男」
これでは、小さくて見えにくいが、男の疲れてしんどい表情が、絵が発表された
当時、話題になった。この絵は、労働者階級のシンボルと長年考えられてきたが、
最近では、ミレーはリアリズム(どこまで真実に近く描けるか)を追求したのだと
言われている。

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一方、都市の生活を描いて人気があったのは、ジェームズ・ティソ。
「日本の工芸品を眺める娘たち」
ティソは、日本の工芸品の蒐集を早くからしていて、ジャポニズムが広まるのに
一役買っている。

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ルノワール「散歩」1870年も、印象派初期、屋外の光を意識した絵。
男性の顔は光で影の部分となり、女性の白い服は光があたり輝いている。
服装でわかるようにパリの中産階級の生活を描いている。
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印象派の先駆者モネの「朝の光のルーアン大聖堂」1894年
朝の光、昼の光、夕方の光、と時間ごとに描いたルーアンの大聖堂。
朝なので、全体の色調が青みがかっている。

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ドガ「踊り子」Dancer Taking a Baw(The star) 1877年

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ゲティ美術館は、ゲティ氏の遺言により、毎年、絵を購入することになっている。
2011年12月に購入したのが、マネの「Brunet夫人の肖像」。1860-3年
長い間、個人蔵で、「フランスのモナリザ」というふれこみの絵。
マネが古典回帰でヴェラスケスやゴヤに倣っていた時代のもの。背景に景色を
置くのは、17~18世紀の流行。

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セザンヌ「永遠の女性」1877年
男性は皆、女性に支配されているという意味合いの絵。
中央に女性、ベッドの天蓋によるみごとな三角形構図。
周囲にいる男性たちは、音楽家、枢機卿、王様、、、さまざまな職業。
右端の画家はセザンヌ自身。

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まだまだご紹介したい絵がたくさんあるので、次の記事にします。


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