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2017年02月| 2017年03月 |- ブログトップ

貴船(金沢) [和食]

半年先まで予約が詰まっているという金沢の人気店「貴船」のお料理を紹介します。
お料理は季節に合わせ、毎月、変わります。これは2017年3月の料理。
驚くのは値段。これで8000円也。お酒を入れても11000円でした。

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ぼんぼり(行燈)の上に桜の枝が載って出てくる最初のお盆。お花見気分になる。

ぼんぼりをどけると、下に、4人分の先付と前菜が盛られている。
それを各人のお盆にわけて、「いただきまーす!」

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前菜は手前右から、
(1)「のれそれ」 初めて食べた。穴子の稚魚。イカの薄づくり?と思った。
稚魚なので、穴子の味はしない。三杯酢、生姜で、するするっと喉越しがいい。

(2)ソラマメ、くらげ、わかめ、あわび、海草、の酢の物。

(3)平貝(細く切ってある)と青菜のぬた

(4)中央に盛られてるのは、
締め鯖でなく、〆鰆の押し寿司。里芋のように見えるのは、子持ちいいだこ煮、
杉玉のような若草色の球は、カマンベールチーズを生ハムで包んで青海苔をまぶしたもの。
子持ち昆布(茶色の直方体)

4人共、おなかがすいていたのので、ここまでは、「美味しい」以外の言葉はなく、黙々と食べる。

(5)お椀は、ほたてのしんじょう、菜の花、まる椎茸(まんまるの身が厚い椎茸)、赤いのは「生くちこ」(なまこの卵巣) で、上に白い柚子の花。柚子の花は日本水仙に似た花だが、大きさは小さい。食べると柚子の味がした。
お椀の蓋に書いてある字、「知ってるでしょ?」と言われ、「吾唯知足、われ、ただ、足るを知るでしたっけ」
「そう」(よかった、正解で、と、ほっとする)

(6)お造りは、鮭の昆布酢〆と筍、薄切りにしてサンドイッチふう。富山の「鱒ずし」にヒント?
下に鳥貝。
この器は、今は桜を眺めるように置かれているが、秋は逆に置き、紅葉を眺めるのだそう。
器がどれも凝っている。

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(7)揚げ物は、おこぜのから揚げ。酢玉ねぎにカラスミの粉を散らしたものが添えられていた。
(8)同じく揚げ物。キャベツと桜海老のコロッケ。手前のオレンジ色はウニソース。

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(9)ホタルイカとチコリ、山芋(手前の白い長四角)、ぜんまい(一番下)のバーニャカウダー
(10)煮物がわりのお椀は、鯛と大浅利、海草の一種(名前忘れ)

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(10)筍と蕨(わらび)のごはん。香の物。
炊き立てのごはんで、おかわりができる。御釜で炊いているので、おかわりには、おこげが入っていた。
(11)黒蜜寒天。桜の葉の揚げたものが載せてあった。

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以上、とても満足なコースだった。

岡山から学会で来ていたTは、「ようやく博士論文を提出したの。長い一年だったわ。今日は、
そのご褒美のつもりで来たのよ。」 「それは、おめでとう」と乾杯。
来年は1月にまた、ここで4人で集うための予約をして、コーヒーを飲もうと、店を出た。


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金沢と富山県福光町 [旅行(米国・アジア・日本)]

昨年春、金沢に桜見物に行った時、「素晴らしいお料理の店があるんだけど、1日4席4組しか
入れないので、半年先まで予約で一杯なの。来年の3月来れる?行きましょうよ」と誘われ、
予約を入れた店「貴船」に行くために金沢駅に降りた。
駅に迎えに行くからと友達は言ってくれたが、「ひとりで町を散策したいから、ホテルに6時に
迎えに来てね」

まずは、ホテルの近くの「尾山神社」へ。
前田利家と正室まつを祭る神社で、3層建ての神門の最上階にはギヤマンがはめこまれて
いる斬新な和漢洋折衷のデザイン。明治時代の作品で重要文化財。

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ギヤマン部分を拡大すると、こんなで、避雷針は、日本現存最古のものだそう。


次は、兼六園へ。良い天気で薄いコートで大丈夫なほど。
霞が池の向こう岸の立派な松が、「唐崎の松」。13代藩主前田斉泰が、近江八景の唐崎の松の
種を取り寄せて植えた。まだ外されていない「雪吊り」が高くそびえている。

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日本最古の噴水で、霞が池との高低差を利用した自然の水圧で吹きあがっている。
噴水の高さは、池の水位で変わる。
かなり勢いよく吹き上がっていた。

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兼六園発祥の地「瓢池」。瓢箪の形をした池。
春の日差しで木々が池に映りこむ。まもなく「雪吊り」も外され、桜が咲くことでしょう。

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兼六園の桂坂口を出ると、目の前が金沢城の「石川門」。
1788年にできた門で重要文化財。二層二階建て、上が高麗門で下が櫓(やぐら)門。

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兼六園周辺には美術館がたくさんある。
21世紀美術館、県立美術館は昨年行ったので、今回は、小規模な「中村記念美術館」に
行った。茶道具や古九谷、蒔絵などの工芸品がある。
中村栄俊氏のコレクションなので、この場所に移築された中村氏の家での展示だったが、
所蔵品は、今、新館に展示されている。
梅の木の向こうが、旧美術館だった中村氏の家。

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「古九谷山水図丸紋平鉢」 17世紀     扇型梅の絵香合



翌日も良い天気。
ドライブで医王山を越えて、富山県に行った。
山の中に突然現れたのが、金沢大学のキャンパス。
金沢大学は日本海側を代表する大学で、以前は金沢城公園の場所にあったが、
1990年に引っ越した。丸の内キャンパスとよばれたそうだ。

法林寺温泉、ぬくもりの郷温泉と、温泉の看板を見ながら、山道を30分ほど走り、
富山県南砺市「福光町」に着いた。
町営の無料駐車場に車を停めて歩く。人がいないシャッターが閉まった店が続く。

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時々、すれ違う人は、老人ばかり。
ほどなくして、目的の「お蕎麦屋さん」に着いた。
蔵つきの古民家を改造した店。「萱笑」かやしょう。
天然エビ、野菜のてんぷら、生湯葉、鴨の塩麹、にしん照り焼き、卵焼き、いなり寿司。
それに二八蕎麦で、1700円は安い。
お昼どきだったので、店には続々、客が入ってくる。ここには若い人が大勢いた。

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食後の散歩で街歩き。
味噌屋町という町名。「江戸時代から、ここには味噌蔵、醤油蔵が建ち並んでいました」と
説明看板。さらに「福光麻布」(ふくみつあさぬの)は、加賀藩の重要産品として藩政を支え、
昭和天皇の即位の礼、大裳の礼の時にも使われた。神官の衣装、法衣にも使用されたが、
手機の麻布店は2000年に店を閉じたと、大きな家の前に説明板があった。

こちらは、現在もやっている表具屋さん。

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産業の転換で、町の衰退がおきるのが寂しい。

「貴船」のお料理は、次の記事にします。


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D'ORO(ドーロ)・都立大学(東横線) [レストラン(イタリアン系)]

「5時半に自由ヶ丘で仕事が終わるから、久しぶりに一緒にご飯を食べましょう。美味しい所、探してね」
と言われ、どこにしよう? そういえば、前にyk2さんの記事で見たイタリアンなら、自由ヶ丘の隣の駅で、
しかも私が行った「空海」の隣だから、場所もわかる。

ドアを開けると、意外と小さなお店。テーブルクロス(布ではないけれど)の赤がかわいい。
6皿もあるのに4860円、というコースに決め、泡が苦手な友達なので柑橘系の白ワイン。

1、エイヒレと鯛のスープ
エイひれは良い出汁が出るので、スープにも使う。澄んだスープ。白身の魚は鯛。
カイワレをたくさん盛ってあった。日本での鯛のお澄ましの感覚。
2、巣籠りのような巣は、トウモロコシ。中には白身の魚、上の赤いのは、とびっこ。
周りに散らされたグレーの点は、、何だったか、、これをつけて食べる。

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3、魚、魚と温かいものが続いた後には冷たいパスタ。生ハム添え。
トマトソースで、トマトとモッツァレラチーズ、苺、バジルが載っている。

4、温かいパスタ。ヴェネト州の伝統のパスタ「ビゴリ」という独特なもの。手打ちうどんの
ような見かけだが、もっちり具合が半端でない。美味しい!ホタルイカに大粒アサリ、菜の花、枝豆、
周囲にはボッタルガ(からすみ)を散らして春の味覚。

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5、メインは産地を忘れたけど、ブランドポークのロースト。
これも美味しい!焼き方と塩加減が絶妙。オーストラリアの牛肉よりも、ポークのほうがおいしい、と思うこの頃。
6、デザートはパンナコッタ、茶色のは、パイナップルを刻んで煮たキャラメル味、白いのはいちごの4分の1切り。

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この後、小菓子も出てきて満足。
工夫のあるメニューで楽しめた。
サービスの人は、手足が長く、はやみもこみち風で、きちんとお料理やワインの説明をしてくれた。
気さくで、美味しい店だった。[わーい(嬉しい顔)]

[るんるん]5時半では、レストランに行くのに早すぎるから、自由ヶ丘駅南口隣の「TWA」「TWG」でお茶をした。
TWGは、シンガポールに本店がある紅茶専門店。扉を開けると、大きなお茶の缶がぎっしりと
並んでいる。ゆったりと落ち着けるティーサロン。紅茶はポットで出て来て900円位だから、
高めだが、3杯飲めるので、仕事帰りで喉が渇いている時には、うってつけ。[黒ハート]

店内のBGMを聴きながら、「これ、オーミヨ、バンビ―ノ」って私が言うと、友達は歌姫だから、
「ネトレプコよ。この声、絶対」、次、ホフマンの舟歌が聞こえると、「ガランチャとのバルカロール
だわ。すてきね~。」 お店を出る時に、BGMは誰が選んでるのか友達がきいたら、
「シンガポールの本店から送られてきてる音源です」 なるほどねー。
紅茶のティーバッグを買って帰った。
シンガポールは「ライオンの町」という意味なので、うちのライオン(リオンちゃん)と一緒に。

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