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金沢と富山県福光町 [旅行(米国・アジア・日本)]

昨年春、金沢に桜見物に行った時、「素晴らしいお料理の店があるんだけど、1日4席4組しか
入れないので、半年先まで予約で一杯なの。来年の3月来れる?行きましょうよ」と誘われ、
予約を入れた店「貴船」に行くために金沢駅に降りた。
駅に迎えに行くからと友達は言ってくれたが、「ひとりで町を散策したいから、ホテルに6時に
迎えに来てね」

まずは、ホテルの近くの「尾山神社」へ。
前田利家と正室まつを祭る神社で、3層建ての神門の最上階にはギヤマンがはめこまれて
いる斬新な和漢洋折衷のデザイン。明治時代の作品で重要文化財。

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ギヤマン部分を拡大すると、こんなで、避雷針は、日本現存最古のものだそう。


次は、兼六園へ。良い天気で薄いコートで大丈夫なほど。
霞が池の向こう岸の立派な松が、「唐崎の松」。13代藩主前田斉泰が、近江八景の唐崎の松の
種を取り寄せて植えた。まだ外されていない「雪吊り」が高くそびえている。

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日本最古の噴水で、霞が池との高低差を利用した自然の水圧で吹きあがっている。
噴水の高さは、池の水位で変わる。
かなり勢いよく吹き上がっていた。

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兼六園発祥の地「瓢池」。瓢箪の形をした池。
春の日差しで木々が池に映りこむ。まもなく「雪吊り」も外され、桜が咲くことでしょう。

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兼六園の桂坂口を出ると、目の前が金沢城の「石川門」。
1788年にできた門で重要文化財。二層二階建て、上が高麗門で下が櫓(やぐら)門。

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兼六園周辺には美術館がたくさんある。
21世紀美術館、県立美術館は昨年行ったので、今回は、小規模な「中村記念美術館」に
行った。茶道具や古九谷、蒔絵などの工芸品がある。
中村栄俊氏のコレクションなので、この場所に移築された中村氏の家での展示だったが、
所蔵品は、今、新館に展示されている。
梅の木の向こうが、旧美術館だった中村氏の家。

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「古九谷山水図丸紋平鉢」 17世紀     扇型梅の絵香合



翌日も良い天気。
ドライブで医王山を越えて、富山県に行った。
山の中に突然現れたのが、金沢大学のキャンパス。
金沢大学は日本海側を代表する大学で、以前は金沢城公園の場所にあったが、
1990年に引っ越した。丸の内キャンパスとよばれたそうだ。

法林寺温泉、ぬくもりの郷温泉と、温泉の看板を見ながら、山道を30分ほど走り、
富山県南砺市「福光町」に着いた。
町営の無料駐車場に車を停めて歩く。人がいないシャッターが閉まった店が続く。

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時々、すれ違う人は、老人ばかり。
ほどなくして、目的の「お蕎麦屋さん」に着いた。
蔵つきの古民家を改造した店。「萱笑」かやしょう。
天然エビ、野菜のてんぷら、生湯葉、鴨の塩麹、にしん照り焼き、卵焼き、いなり寿司。
それに二八蕎麦で、1700円は安い。
お昼どきだったので、店には続々、客が入ってくる。ここには若い人が大勢いた。

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食後の散歩で街歩き。
味噌屋町という町名。「江戸時代から、ここには味噌蔵、醤油蔵が建ち並んでいました」と
説明看板。さらに「福光麻布」(ふくみつあさぬの)は、加賀藩の重要産品として藩政を支え、
昭和天皇の即位の礼、大裳の礼の時にも使われた。神官の衣装、法衣にも使用されたが、
手機の麻布店は2000年に店を閉じたと、大きな家の前に説明板があった。

こちらは、現在もやっている表具屋さん。

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産業の転換で、町の衰退がおきるのが寂しい。

「貴船」のお料理は、次の記事にします。